天ノ屋-ten no ya- 天ノ屋 -ten no ya- では、オーナーの天丞丸(てんすけまる)自らが狐面をはじめとする一点物のお面を制作・販売をしております。アートとしてお部屋に飾るのはもちろん、ポートレートや創作の撮影などでも良い演出ができます。オーダーメイドのご依頼も受け付けておりますので、リクエストなどございましたらお気軽にご相談ください。※メニューバーにオーダーメイドについて詳細を掲載しておりますので一度ご確認いただきお問い合わせください。 天ノ屋

【お寺】武田信玄公ゆかりの恵林寺 ~第一回②~

恵林寺見学へ

さあ、やっと本題に入りますよ!笑 これから恵林寺の中を見学しに参ります!

 

山梨県が誇る恵林寺内部へ

庫裡

こちらの庫裡(くり)でチケットを買い、中へ入ります。

この恵林寺の庫裡は日本有数の大きさで、戦中には東京の学童疎開の場となり小学生約150人が寄宿生活を送った場所だそうです。

 

あっ、猫ちゃん!尻尾が二俣に割れそう?猫又になるのかな^ ^

 

靴を脱いで入ると、目の前に「風林火山」の文字が。

さすが信玄公ゆかりの地。

 

横にはお土産屋さんもありました。

 

 

そして入ってすぐに知る、武田不動尊の不在。悲しきかな…。

それにしてもお出かけ中という書き方が可愛いですね^ ^

 

毎月変わる『恵林寺だより』

干支が変わったばかりということで寅にまつわる内容です。

 

そして順路に従って進んでいきます。

 

万丈庭園

 

写真を撮るのが下手で画像では伝わりにくいのですが、太陽の光に反射した白い小さな石が綺麗な流水のような模様を描いています。池や川などの水を使わずに石などで作られた庭を『枯山水』といい、「あの世とこの世をつなぐ庭」とされています。

恵林寺の公式Instagramでは猫ちゃんがこのお庭で遊んでいる写真が可愛いです^ ^

 

本堂

御本尊の釈迦如来。ちらりと姿を見せていただきました。とにかく装飾が美しすぎる。お寺が好きになった大きな理由はこの荘厳な内装。煌びやかな装飾の奥にいらっしゃる静寂との差が何よりも好きなのです。歴史を感じる褪せ方の扉もグッときます。内臓からぞくぞくとする感覚に襲われますね…。

 

本殿の横を進みます。

 

おっと、ここにも千社札が。いいなぁ、私も貼りたい…。天ノ屋天丞丸と貼りたい。

 

あの橋の向こうからは撮影禁止です。

橋の向こうには『信玄公廟所』があります。つまりご先祖様を祀っている殿堂です。

 

うぐいす廊下

廟所内なので写真は撮れませんでしたが、これがうぐいす廊下!と浮き足立ってしまいました。日本古来の建築物に見られる仕組みで、歩くたびにうぐいすが鳴くような軋み音がします。

始まりは侵入者の察知の為に造られたと言われています。

見たいと思っていたものが、まさか体感出来るとは!

 

武田信玄公墓所

うぐいす廊下を抜けた先にあります。

1573年、53歳で亡くなった武田信玄公が眠っています。

毎月12日のみ、武田信玄の家臣である墓役70基も墓所に並びます。

信玄公がどれほど慕われていたか感じられますね。

 

武田不動尊明王堂

こちらには山梨県指定文化財の「木造不動明王及二童子像」がいらっしゃるところのようです。

先に言ったとおり、今は修復の為お出かけしています。そしてお帰りは未定…。

写真はありませんが、右手に剣、左手に羂索、表情は忿怒の不動明王。表情が険しい為恐れられることが多いが、その心は煩悩に惑わされている人々を導き救済する慈悲に溢れているとされています。見た目に惑わされてはいけないとはこのこと。

写真は公式ホームページや公式Instagramでご覧下さい^ ^

 

お胎内めぐり

突然現れた真っ暗な通路。中は入り組んでおり光の屈折もない真っ暗闇。心なしか水の流れる音がしていて、胎内はこんな音だったかもなぁと。

しかしあまりにも暗くて心臓がバクバクしました笑 

これは『冥歩禅(みょうほぜん)』といいます。一度真っ暗な闇を歩きながら自分の心と向かい合い、祈り、決心した上で元の光ある世界に戻ってくる、という瞑想路です。

そしてこの通路を抜けた後にこんなものがありました。

いや、わかるぁ!笑 なんかある!?え!?ってびっくりしたあれは御紋だったんですね笑

 

柳沢吉保公墓所

徳川幕府の側用人だった柳沢吉保公が、生前、自らを信玄公と同じ甲斐源氏の一族、武川衆であると自慢していたため、死後その想いを汲んで夫婦でここに納められたそうです。

 

柳沢吉保公霊廟

木造彩色の柳沢吉保公坐像が納められています。

 

庭園

 

そしてやっと御目当ての庭園へ。

国の名勝指定を受けている庭園。夢窓疎石の代表的な築庭庭園として有名である。

この夢窓疎石が残した有名な禅語に「別に工夫なし」という言葉がある。意味は「あらゆることに一生懸命努めれば、自ずから工夫などせずとも道はなるとする」。

大自然そのままを庭園に再現。『無為自然』を庭園で表したとされています。

写真がうまく撮れていませんし、中途半端に池が凍ってしまって色々と悔しいですが、とにかく見てほしい、の一言に尽きます。

公式サイト、公式Instagramをすぐにチェックして下さい。

 

信玄公宝物館

見学が終わり庫裡を出て帰り道に着くと、すぐ横に『信玄公宝物館』があります。

こちらも入場料を払ってから入ります。こちらは全面撮影禁止です。

かの有名な信玄公ご愛用の軍配団扇や、甲冑、兜、重要文化財である太刀『来国長』など常設展示と特別公開も併せて約400以上の収蔵品が展示されています。

収蔵品は定期的に変更されているため、一期一会で楽しめます。

 

名物 よもぎもろこしだんご

看板があったので、えー!なにそれー!と思ってワクワクで行ったら、9時から販売して13時には完売していたのです…早すぎ…今度来る時はもっと早く来なければ、と誓いました。

 

武者だんご

がっかりして歩いていると『武者だんご』の暖簾が!

境内の帰り道にお土産屋さんがあったので寄ることに。

ちょっぴり心配になるケージでしたが、いそべを一本注文。

その場で焼いてくれてテイクアウトも可能!焼き上がるまで暖かいお茶を飲んでて〜と言われます。

味は、美味しい!シンプルなあましょっぱいタレと海苔が良い!見学で疲れた身体に沁みます笑

 

最後に

恵林寺、軽い気持ちで入ってしまいましたが、深く沁みるような感動と感激を味わいました。

もうワクワクというかゾクゾクというか。あまり歩いていないのにドッと疲れたような気がします。笑

元々お寺や神社が好きだったのですが、余計に好きになりました。これからは見るだけでなく、その背景も知った上で噛み締めながら観たいです。

あと、公式Instagramがオススメです。とにかく写真が上手。カメラマンを雇っているのか、プロ級の僧侶がいるのか笑

恵林寺 公式Instagram 

恵林寺、是非足を運んでみて下さい。^ ^

 

一点物のお面制作 | 天ノ屋-ten no ya-

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天ノ屋 -ten no ya- では、オーナーの天丞丸(てんすけまる)自らが狐面をはじめとする一点物のお面を制作・販売をしております。アートとしてお部屋に飾るのはもちろん、ポートレートや創作の撮影などでも良い演出ができます。オーダーメイドのご依頼も受け付けておりますので、リクエストなどございましたらお気軽にご相談ください。

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