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【お寺】武田信玄公ゆかりの恵林寺 ~第一回①~

山梨県で有名な『恵林寺(えりんじ)』へ

山梨県で知らない人はいない、かもしれないほど有名なお寺『恵林寺』に行ってきました!

時々横の道を通り過ぎたりするものの、そこまで有名なお寺とは知らず素通りしていました。そんなある日、会社は休みなのに全く何もする気が起きない日があって無駄にしたくないなぁと思いながら気になっていたあそこへ行ってみよう、と思いなんとなく行ってみた次第です。そしてそこで天丞丸を待ち受けていたものとは…!?的な。笑

 

恵林寺とは

山梨県甲州市塩山にある【臨済宗 妙心寺派 乾徳山 恵林寺】。

戦国時代に最強と言われた武将「武田信玄」のお墓があり、葬礼・仏事を営むお寺です。

武田信玄公といえば、歴史好きさんや山梨県民で知らない人はいないと言われるほどに有名ですね。

また、四季折々の風景が楽しめるお寺としても有名です。敷地内は広く、ウォーキングコースとなっているところもありました。四季の風景を楽しみながらお散歩できるなんて素敵ですね^ ^

ここではイベントも行われており、毎年信玄公の命日4月12日の法要の日には「信玄公忌」俗に言う「信玄公祭り」が開催されます。地元の人や子供たちが多く訪れ、出店なども出て例年賑わっているようです。(コロナ禍での開催は不明)

しかも毎週土曜午前6時から坐禅会も行われています。今度行ってみようかしら…^ ^

そして凄いことに!「恵林寺オンライン」と称して、コロナ禍でも多くの人たちに禅や仏教の教えを布教するためYouTubeやSNS、オンライン坐禅会や行事のアーカイブ、その他老師によるお話などを発信しているそうです!また、オンラインでの物販もあります。

お寺×今時のYouTubeやzoomミーティングなどの単語を聞くとなんだかうずうずするようなワクワクするような感覚に襲われます。

古き良きところを今の技術で全国に配信する、と言うことが嬉しいですね!

公式ホームページもありますので下記リンクをクリックしてご覧下さい^ ^

恵林寺公式ホームページ

 

様々な歴史を抱える美しい恵林寺

ここからは主に画像でご紹介します。

素敵すぎて何枚も写真を撮ってしまったので、ここで載せさせて下さい。^ ^

 

黒門

どんと構えた最初の門。

 

至る所にお名前シールが。これは千社札といい「お参りしましたよー」という意味合いで自分の名前や住所を貼ったものです。

今の時代、これを貼っているのをSNSに投稿などしたら知らない人の間では大炎上になりかねませんね笑

 

そこからずっと続く道。背の高い木が並んでいて圧迫感を感じます。そして遠い笑

道すがらワンちゃんをお散歩している人を見つけました。地元に根付いているのですね。

 

四脚門 赤門

桃山時代に建てられた四脚門。国の重要文化財に指定されています。

中央には恵林寺の山号『乾徳山』の額が堂々と掲げられています。

1582年に織田信長の手によって焼失したこの門は、1606年に徳川家康によって再建されました。その姿のまま遺り続ける唯一の遺構だそうです。

赤が目と心を惹く力強い美しさです。

 

境内

中門をくぐり見えるのは広い境内。「やまなしの歴史文化公園」とされています。

iPhoneだと広角で撮れないのでわかりにくいかもしれませんが、外界が見えないほど茂った木々が力強さと異界な雰囲気を醸しだしています。

見切れてしまっていますが、横には大きな池もありました。

 

天正亡諸大和尚諸位禅師安骨場

先に言ったように、恵林寺は織田信長によって全山を燃やされてしまいました。

画像の説明にあるように、人を匿ったことで百余人の僧侶らが亡くなっているそうです。

その方々の遺骨が埋葬されています。

 

三重塔 仏舎利宝塔

仏舎利とは「釈迦の遺骨」と言う意味です。つまりこれは納骨堂です。

 

ここにもものすごい数の千社札が貼ってあります!これはここにいますよ、と言う意味なのでしょうか?

 

???

横道に逸れたところに真っ白で大きな蔵?があって近づいてみると…わ!上に般若のお面らしきものが…怖いなぁと思い中を覗くと、真っ暗で何も見え…わ!誰かいた!

時間帯はお昼だと言うのに信じられないほどの暗闇。目が慣れると中には険しい顔?をして座っている像が…驚きすぎて一瞬しか見えなかったのでうろ覚えですが。

これはなんでしょうか…わかる方がいたら教えて下さい…^^;

 

三門 附棟札一枚

小さいながらも荘厳で重く感じる建造物です。

武田家が滅亡しても屈しなかった恵林寺は織田信長勢によって火責めを受けました。

その時に三門で「快川紹喜(かいせんしょうき)」が炎の中でも動じず読んだ句が有名です。

「心頭滅却すれば火も自涼し」

と大喝一声し、その場にいた僧侶たちの動揺を鎮め、その場で正座し焼失したとされています。

この三門とは、涅槃(悟りの境地)に入る為の三解脱門(さんげだつもん)の意味があるそうです。

 

「心頭滅却(しんとうめっきゃく)すれば火も自(ひおのずから)涼し」

どれほどの困難や苦難に見舞われようと、それを超越した無念無想の境地に至れば、火でさえも水のように感じられる。と言う意味です。

 

三解脱門とは

空門(くうもん)、無相門(むそうもん)、無願門(むがんもん)の総称。

貪欲(むさぼり)、瞋恚(怒り)、愚痴(おろかさ)の三悪を脱する悟りの境地を表しています。

 

開山堂

甲州市指定文化財。臨済宗の禅僧である「夢窓疎石(むそうそせき)」や、「快川紹喜」、徳川家康とお寺の再建にあたった「末宗瑞曷(まっしゅうずいかつ)」の三像が安置されています。

 

小休憩

さらっとお寺散策レポのつもりが、色々と調べていくうちにのめり込んで文章が長くなってしまいました^^; 

読むの、疲れましたよね^^; 私は書くの疲れました^^

次回は『実際に恵林寺に入ってみた編』です。(実は本題はここから!)

 

 

 

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