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縁起の良い和柄の由来や意味【吉祥文様】[松竹梅][四君子]とは?

縁起の良い和柄の由来や意味【吉祥文様】[松竹梅][四君子]とは?

吉祥文様とは

「良い兆し」や「おめでたいしるし」を表現した文様の総称を『吉祥文様(きっしょうもんよう)』といいます。中国が基となった文様と、日本で縁起が良いとされる植物や生き物をモチーフにした文様などがあります。

文様によって様々な意味を持つ吉祥文様。五穀豊穣、祈願成就、家内安全、商売繁盛、子孫繁栄、開運福徳、家族の健康長寿など多種多様な願いが込められています。

 

今回は縁起の良い草木花を凝縮した【松竹梅】と【四君子】についてお話し致します。

 

松竹梅

『厳寒の三友』とも呼ばれています。3つとも寒さに耐える力があることから、強さを象徴した縁起物とされています。そのため、成人式などのめでたい行事の際の振袖なのに描かれることが多いようです。

昔から神様の宿る木とされていて、一年中緑があり枯れることないく寿命も長いことから「不老長寿」の象徴とされます。また、正月の門松として用いられるほど親しみのあるおめでたいもの、という印象があります。

寒い冬でも緑色を保ち続け、雪にも負けずまっすぐ伸びることから「成長」の象徴とされます。竹を子供として用いることもあり、人生をまっすぐに進み時には節度ある行動も必要であるという思いが込められています。

雪に埋もれた中でも蕾をつけ、春には美しい花を咲かせることから「女性の強さ」の象徴とされます。そのため、結婚や出産に適しためでたい柄ともされています。天神様の社紋にも用いられることが多く、学問の神様である菅原道真がこよなく愛した花として、「学問や学業成就の祈願する花」とも言われています。

 

四君子

竹、蘭、梅、菊の4つの花が揃った文様のことをいいます。

四君子の「君子」とは、昔中国の宋の時代に「博識で気品のある徳の高い人格者」を表した言葉です。竹、蘭、梅、菊の咲く姿が君子のようだ、ということで『四君子』と呼ばれるようになったそうです。

ほのかな香りと気品のある咲き姿。控えめながら美しく咲くことから「善人蘭の如し」という言葉もあります。そんな美しい謙虚さを表すことから、古き良き日本女性の着物として人気があったようです。

寒くなる秋に美しく凛々しい花を咲かせることから「長寿」の象徴とされます。

菊の花には邪気を祓う力があると信じられており、今では天皇家の家紋として使われるほど最も格式の高い花として扱われています。

 

※竹、梅は上記『松竹梅』と同様の意味の為省略させていただきます。

 

あとがき

いかがだったでしょうか。

描き方は天丞丸独自の描き方なので、雰囲気だけ感じて下さい^ ^

このような和柄をなんとなーく見たことも聞いたこともあるけど意味はよくわかっていないめでたそう。みたいな感じで思っていましたが、調べてみたらこんなに縁起の良いものなのだなぁと思いました。

今度おめでたいお面をたくさん作ってみようと思います!

 

注意:画像は天丞丸が描いたものです。無断転載等はおやめ下さい。

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